資源リサイクルシェアファクトリー
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日本の現状
廃棄物処理業者は小規模、地域限定の事業者が多く製造事業者を支える受け皿が不足
廃棄物処理業・リサイクル事業者は、全国で20万社以上ありますが、ほとんどの企業は地域密着型の小規模事業者で、処理範囲も限定している事業者が多いため、日本全体でみると、製造事業者を支える受け皿の役割を十分に果たせていません。
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世界の現状
2050年、世界の廃棄物は現在の1.7倍に!
2018年の世界銀行の報告書によると、もしこのまま緊急対策がとられなければ、世界の廃棄物量は増え続け、2050年には、現在の1.7倍になると予測されています。一方で、世界での天然資源の需要は40年前に比べて倍増しています。
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リサイクル事業の連帯
持続可能な社会のためには再資源化を前提にした製造事業者と資源リサイクル事業者の連携が必要
持続可能な高度循環型社会を実現するためは、「製造事業者」が、製造・廃棄・再利用の各段階での環境負荷を明らかにする、LCA(ライイフサイクルアセスメント)の導入を進め、再資源化しやすい「ものづくり」を進めるとともに、「リサイクル事業者」が、再資源化技術を確立し、製造事業者と密接に連携することが求められます。
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バーゼル条約
資源リサイクルを促進する仕組みが必要不可欠に
バーゼル条約が施行されると、廃棄物を国外に持ち出せなくなるため、日本国内での廃棄物の再資源化および廃棄物の再利用への対応が求められます。持続可能な社会の実現には、国内の天然資源の消費を抑え、廃棄物をできるかぎり減らし、リサイクルする仕組みが必要です。
*バーゼル条約:「廃棄物の国境間を越える移動および処分の規制」
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プラットフォームの構築
アイレックスが目指すもの。
資源リサイクルの循環型バリューチェーンの構築アイレックスは、廃棄物の製品化までを一貫する循環型バリューチェーンのプラットフォームを構築します。製造事業者には、リサイクルプラント設備、リサイクル技術、加工原料を提供し、同時に、工場運営ノウハウおよび廃棄物情報処理等のソフトの開発・提供を行います。
回収したプラスチックは当社の「資源リサイクルシェアファクトリー」でプラスチックの原材料としてリサイクルされ、新たな製品へと生まれ変わります。- 資源リサイクル・シェアファクトリー(ビジネスモデル)
- 廃棄物を起点とし、各廃棄物の製品化までを一貫する循環バリューチェーンの構築
- 主な事業活動
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- プラットフォームの構築
- 研究開発
- AI.IT技術
- 事業設計
- 設備機械
- 工場建設
- 原材料調達
- 製品販売
- メンテナンス
- 機械部品
- 備品の調達
- その他