2008年10月24日、アイレックス株式会社はわずか数名の仲間と共にスタートしました。
あれから17年、振り返れば決して平坦な道のりではありませんでした。
景気の波、原料価格の変動、そして業界全体の構造変化――
そのたびに私たちは「不可能を可能に変える」信念のもとで挑戦を続けてきました。

創業当初、私たちが取り組んでいたのは「捨てられるものを資源に変える」という想い。
リサイクルの世界は、まだ「儲からない」「汚い」と言われる時代でした。
しかし、私は信じていました。
“無駄の中にこそ、価値がある” と。

そこから始まった私たちの挑戦は、単なる再生材の製造を超え、
独自技術「LayerX™」によるアルミ箔付き樹脂分離技術や、
高品質ペレット化ラインの開発へと進化しました。
そして今、アイレックスは「マテリアルリサイクル トータルソリューション企業」として、
日本初の複合材分離技術を基軸に、
全国各地から寄せられる端材を“富”へと変える仕組みを築いています。

次の10年に向けて、私たちはさらに前進します。
2026年には、新たな拠点・新しいラインの構築、
そして「RESF（Resource Recycling Share Factory）」構想の実現へ。
リサイクル業界の垣根を越え、“共創と共有のプラットフォーム”を創り上げていきます。

ピンチの時代こそチャンスの時代。
逆風を追い風に変え、常に挑戦し続ける――
それが、アイレックスのDNAです。

これからも社員一人ひとりと共に、
地域社会・環境・未来のために、誇れるモノづくりを進めてまいります。

どうぞ今後ともご支援・ご期待のほど、よろしくお願い申し上げます。

アイレックス株式会社
代表取締役　陳 国