お知らせ・コラム
【社長ブログ Vol.6】使用済みフレコンに、第二の命を。

毎日、全国の工場から大量の使用済みフレコンが排出されています。
運搬、保管、原料投入に使われ、役目を終えたフレコンバッグの多くは、
これまで焼却か埋立に回されてきました。
しかし私は、ずっと違和感を持っていました。
「本当にこれは“ゴミ”なのか?」
「まだ使える素材が、目の前で失われているのではないか?」
フレコンは厚みがあり、強度があり、耐久性も高い。
つまり、本来は“価値ある素材”です。
ただ、汚れや構造の複雑さから再資源化が難しく、
業界では「仕方がない」という空気が支配していました。
そこで私たちは、本気で向き合うことを決めました。
“使用済みフレコンの完全循環” を実現するために。
茨城マテリアルセンターでは、
洗浄、選別、再生、ペレット化まで一貫した工程を構築し、
国内トップクラスの再生能力を持つラインを稼働させています。
この仕組みが全国に広がれば、廃棄されていたフレコンが
“再生原料”という新たな命を得ることができる。
それは単なるリサイクルではありません。
産業の裏側に眠っていた「巨大なムダ」を資源に変える挑戦です。
そして、環境価値と経済価値を両立させる新しいモデルでもあります。
最近、さまざまな業種の企業から問い合わせをいただきます。
「うちのフレコンも再生できますか?」
「再生材を製品に使えますか?」
こうした相談が増えるたびに、
このプロジェクトが社会に必要とされていることを感じます。
使用済みフレコンは、捨てて終わりではない。
再び資源として生まれ変わり、製造業に戻っていく。
それが当たり前の未来を、私たちは本気でつくろうとしています。
“第二の命を与える技術こそ、未来の産業を支える力になる。”
その信念を胸に、これからも挑戦を続けてまいります。
アイレックス株式会社
代表取締役 陳 国