お知らせ・コラム
SUNKO IEとの戦略的事業提携締結のお知らせ
Strategic Business Partnership with SUNKO IE

Strategic Business Partnership with SUNKO IE
アイレックス株式会社は、2026年9月4日、
中国・広東省のSUNKO IE(広東晟科環保科技有限公司)本社において、
SUNKO IEとの戦略的事業提携を締結いたしました。
本提携は、リサイクル設備の製造・販売にとどまらず、
資源循環技術、設備開発、プラントエンジニアリング、研究開発、
デジタル技術、Factory DX™、事業モデル開発までを含めた包括的な協力関係を構築するものです。
両社の技術・設備・現場ノウハウ・デジタル技術を融合し、
日本と中国をつなぐ新たな資源循環プラットフォームの構築を進めてまいります。
「設備」から「資源循環システム」へ
現在アイレックスでは、MRTS™(Material Recycling Total Solution)を事業の中核に据え、
単一設備の提供ではなく、素材の回収から前処理、分離、洗浄、再生、品質管理、設備・プラント設計、
データ活用までを一体化したマテリアルリサイクル事業を推進しています。
その中核を構成するのが、
LayerX™|分離技術
複合材料や高難度素材を、再資源化可能な素材へ分離。
RePure™|洗浄・精製技術
付着物や異物を除去し、再生原料としての品質を高める。
ReMaterial™|再生技術
分離・洗浄された素材を、再び産業で利用できる再生原料へ。
これらの技術に、設備開発、プラントエンジニアリング、回収・物流などを組み合わせ、
「素材をどう処理するか」だけではなく、
「資源としてどう循環させるか」まで設計することを目指しています。
X-Lab™による研究開発・実証機能の強化
今回の戦略的事業提携では、アイレックスが推進する
研究・実証拠点X-Lab™を重要な共同開発基盤として位置づけています。
X-Lab™では、実際の素材と実機を用い、分離技術の検証、洗浄・精製条件の最適化、
再生原料化、設備性能評価、工程設計、新技術開発などを行い、
研究段階の技術を実際の産業プロセスへつなげるための実証を進めます。
また、本提携とあわせて、X-Lab™における
紙・プラスチック分離再生プロジェクトに関する契約も締結しました。
今後、従来の方法では再資源化が難しかった複合材料をはじめ、
さまざまな高難度素材について共同研究・共同実証を進めてまいります。
リサイクル設備・プラントエンジニアリングの高度化
SUNKO IEが持つ設備開発・製造・エンジニアリング技術と、
アイレックスが日本国内のリサイクル現場で蓄積してきた
運用・品質・工程設計のノウハウを組み合わせます。
破砕、分離、洗浄、脱水、乾燥、押出・再生、搬送、水処理など、
それぞれの設備を単体で考えるのではなく、素材特性と要求品質から
逆算した一つのリサイクルシステムとして設計することを重視します。
設備販売からライン設計、プラント構築、実証、導入、立ち上げ、運用改善まで、
一貫して提供できる体制の強化を進めます。
Factory DX™による「リサイクル × デジタル」の融合
アイレックスでは、製造・リサイクル現場のデジタル化を進める
Factory DX™の開発にも取り組んでいます。
設備管理、日常・定期点検、保全・修繕、品質管理、生産記録、KPI分析など、
これまで個別に管理されてきた工場情報をデータとして統合し、
設備と現場運営の双方を継続的に改善できる仕組みの構築を進めています。
将来的には、設備の提供だけではなく、
Equipment × Technology × Dataを一体化し、
設備導入後の稼働状況や品質、保全、改善までを含めた
次世代型リサイクル工場の構築を目指します。
今回のSUNKO IEとの提携においても、設備・エンジニアリング領域と
Factory DX™を連携させ、ハードウェアとデジタルの
双方から工場を高度化する取り組みを推進してまいります。
RESF™による資源循環インフラの構築
アイレックスでは、設備や技術を自社だけで保有するのではなく、
企業や地域が共同で活用できる資源リサイクルシェアファクトリー構想RESF™も推進しています。
高度なリサイクル設備、技術、運営ノウハウ、データ基盤を共有することで、
単独企業では設備投資や事業化が難しい素材についても、
社会全体で資源循環を実現できる仕組みを構築していきます。
SUNKO IEとの設備・技術開発力をこの構想にも取り込み、
将来的な国内各地域への展開を見据えたリサイクルインフラの形成につなげてまいります。
日本と中国の技術をつなぎ、次世代の資源循環産業へ
今回の戦略的事業提携は、単なる企業間協力ではありません。
Material × Technology × Equipment × Engineering × DX
これらを一つにつなぎ、素材回収から再生原料化、設備、工場、データまでを
統合した新しい資源循環産業をつくるための取り組みです。
アイレックスは今後、SUNKO IEとの技術交流・共同研究・設備開発・実証試験
プラントエンジニアリングをさらに進め、MRTS™、X-Lab™、RESF™、Factory DX™を
相互に連携させながら、資源循環事業の高度化を進めてまいります。
日本の現場力と、中国の設備開発・製造力。
それぞれの強みを融合し、これまでリサイクルが
難しかった素材に新たな可能性を生み出していきます。
あらゆる無駄を富に。
Transforming Waste into Engineered Value.
アイレックスは、技術・設備・デジタル・事業モデルを融合し、
次世代の資源循環を産業として実装してまいります。