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弊社社長、事業内容が『東京新聞』に紹介されました

2023年2月26日付けの『東京新聞』に、弊社社長が事業内容についての記事で紹介されました。

「ごみになるものも再資源化 廃プラスチック再生のアイレックス<挑む>」という記事を抜粋してご紹介します。

他社がやらないことをやる

「再生可能なものをできる限り再資源化することで、とてつもない資源が生まれる。他社のやらないことをやるのが基本戦略」


2008年創業の廃プラスチック再生会社「アイレックス」(千代田区)、社長の陳国(46)は1999年に来日し、専門学校でデザインを学びました。出版社などで3年間勤めた後、ウェブデザインやパンフレット作成などを担う制作会社を設立。ある時、廃プラ再生業者のホームページ作成を受注し転機が訪れます。

業務内容を理解するためプラスチックリサイクル業界を取材するうち、業界の独自ルールやリサイクル取引の不透明性に疑問を感じるようになります。

「当時は値段があってないような業界で、廃プラの引き取り価格などにも明確なルールがなかった。また、内部では当たり前のことでも外部の人間には非合理に見え、ビジネスチャンスと考えた」ことで、リサイクル事業への本格参入につながりました。

プラスチックリサイクルの意識改革へ

2014年、千葉県内に自社工場を建設し、引き取り価格の基準を明示した上でリサイクル事業に本格参入。機械の改良を重ね、通常はゴミとなるペットボトルの粉砕片やラベルなどもプラスチック原料となるペレット化に成功しました。


「今のリサイクルは川に例えれば、下流で汚れた水をきれいにしようとしているだけ。上流であるメーカーがリサイクルを前提とした製品設計をしなければ循環型社会は実現できない」と考え、メーカーを動かすには消費者の意識を変える必要があると考えています。


そのため、取引履歴などリサイクルに関する情報を「見える化」するネット上の基盤「プラットフォーム」の構築に取り組み、これからも業界の意識変革に挑んでまいります。

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