お知らせ・コラム
特許取得で進化するリサイクル技術
リサイクル処理システム及びリサイクル処理方法での特許取得
弊社は、プラスチックリサイクル業界に新しい可能性をもたらす「リサイクル処理システムおよび処理方法」で特許を取得しました(特許番号7570091)。
本技術は、各種使用済みプラスチックのリサイクルにおいて、汎用的に高品質な再生ペレットを製造するための技術です。特許取得をきっかけに、持続可能な社会に貢献するリサイクルプロセスのさらなる普及に貢献することを目指しています。
技術の特徴
再生ペレット製造のリサイクルで品質を安定させるには、材料の混錬処理が欠かせません。しかし従来のプラントシステムでは、混錬の均一化が難しく、生産のばらつきが品質に影響を与えていました。
そこで当社のプラントシステムでは、混錬処理を効率的かつ安定して行えるよう、システム全体をカスタマイズしています。生産過程における温度や圧力の管理が安定化され、常に高品質な再生ペレットを供給できるようになりました。新技術により、リサイクルプロセスの標準化が進み、品質のばらつきを抑えた製造が可能になります。
特許取得のメリットと社会的インパクト
今回の特許取得により、当社のリサイクル技術が、新たな技術として認められたことになり、今後のプラント製造とリサイクル事業の促進に貢献できることを期待します。
このシステムはプラスチック廃棄物の再利用率を大幅に引き上げると同時に、製造過程におけるエネルギー消費量の削減を実現します。安定した高品質リサイクル材の供給が可能となるため、企業の持続可能な再生材料調達にも貢献します。また、リサイクル技術の普及は、環境負荷の軽減と、資源の有効活用が進み廃棄物処理のコストの低減に寄与します。
今後はこの技術をもとにさらなるリサイクル技術の向上を目指し、循環型社会への貢献を進めてまいります。地球環境と資源を守るために、革新的な取り組みを通じて未来へとつながるリサイクルの可能性を広げていきます。