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ペットボトルラベルのペレット化に成功しました

使用済みペットボトルを資源ゴミ回収に出して、資源の有効活用を心掛けている方は多いのではないでしょうか?しかし、実際に回収されたペットボトルのすべてがリサイクルされている訳ではありません。これを改善するために、アイレックスでは今まで廃棄されていたラベル部分の再生ペレット化を進めてきました。そこで、従来のペットボトルリサイクルと、アイレックスで行っている新しいリサイクルとの違いについて解説します。

従来のペットボトルリサイクル

一口にペットボトルといっても、ボトルの本体・キャップ・ラベルなどによって、さまざまな素材が使われています。その中でも、今までリサイクルに使われていたのは、ボトル本体の1番きれいなお腹の部分のみ。切り取ったお腹の部分を洗浄・破砕してフレーク状にします。

残されたボトル本体のネックや底部分・キャップ・ラベルはというと、素材別の分離が難しく、廃棄処分されることがほとんどでした。

アイレックスが可能にしたペットボトルの分離処理

弊社では、ほかの業者様で処理できなかったペットボトルの混合品を有価で引き取りしています。独自の技術によって、ペットボトル本体・キャップ・ラベルを99%の精度で分離して、再商品化することに成功しました。

処理の難しいペットボトルラベルの再生ペレット化に成功

ペットボトル本体・キャップ・ラベルの分離ができても、ラベルだけは再生化することが難しく、産業廃棄物になるのが一般的でした。再生化できない主な理由は次の2つです。

・PET・PP・PE・PSなど複数の種類のプラスチックが使われているから

・印刷にインクが使われているから

弊社では、どうにかラベルも再生できないかと試行錯誤してきました。長い期間、種類の違う機械を使ったり温度設定を変えたりしながら分析した結果、やっとラベルのペレット化を実現しました。

まだ商品化には至っていませんが、現在は安定的な生産体制を整えているところです。より品質のよいペレットが製造できるように、研究や分析に励んでいます。
ラベルペレットや生産設備にご興味がある方は、ぜひこちらまでお問い合わせくださいませ。

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