お知らせ・コラム
IREXコラム vol.8アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材をより高く評価するために現場でできること
アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材をより高く評価するために現場でできること
― 分別・保管・情報共有の重要性 ―
アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材は、
適切に管理されていれば再資源化が可能であり、
評価次第では安定した原材料としての価値を持つ素材です。
一方で、「同じような端材なのに評価に差が出る」
「なぜ買取条件が変わるのか分からない」といったお声をいただくこともございます。
本コラムでは、アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材を
より高く、より安定して評価につなげるために、
現場で実践できる具体的なポイントをご紹介いたします。

■ 発生段階での分別を徹底する
複合材端材の評価を左右する最初のポイントは、発生段階での分別状況です。
単体PSや単体PP、異なる複合構成の端材が混在してしまうと、
後工程での分離効率が低下し、評価にも影響が出る可能性がございます。
発生源ごとに簡易的な分別区分を設けていただくだけでも、評価の安定につながります。
■ 形状とサイズを極端に崩さない
端材を細かく破砕したり、無理に踏み固めたりすると、アルミ箔や紙層が過度に破断し、
分離工程の負荷が増す場合がございます。
一定のサイズ感を保った状態でまとめていただくことで、前処理や分離工程が安定し、
評価面でも有利に働くことがございます。
■ 保管環境を清潔に保つ
アルミ箔・紙付き複合材端材は、保管環境の影響を受けやすい素材です。
屋外保管による汚れや水分付着、長期保管による臭気の発生は、
再生工程に影響を及ぼす要因となります。
可能な範囲で屋内保管を行い、異物が混入しにくい環境を整えていただくことが、
評価維持につながります。
■ 情報共有が評価を左右する
評価時には、端材そのものだけでなく、発生背景や使用用途の情報も重要となります。
どの製品から発生した端材か、アルミや紙の構成、印刷や粘着剤の有無などを事前に
共有いただくことで、より正確な評価が可能になります。

■ アイレックスとの事前相談の活用
アイレックスでは、アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材について、
事前のご相談を重視しております。
LayerX™技術を前提とした受入可否や、評価のポイントをあらかじめ共有することで、
現場での無駄な手間や評価のブレを抑えることが可能です。
アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材は、少しの工夫と情報整理によって、
「扱いにくい端材」から「安定した資源」へと変わります。
アイレックスは、現場と連携しながら、
複合材端材の価値を最大限に引き出す仕組みづくりを今後も進めてまいります。
次回は、「アルミ箔・紙付きPS/PP複合材端材の回収スキームと
全国対応体制」についてご紹介いたします。