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リサイクルシステム導入は補助金を活用!

2021年のバーゼル条約改正により、リサイクルに適さない廃プラスチックの規制が強化されたことで、国内での適正なマテリアルリサイクルが求められるようになりました。そのなかでも注目されているのが、リサイクル事業を促進するための補助金や助成金を利用したリサイクル設備の導入です。リサイクル設備の導入についてとその事例、そして今受けられる補助金について解説します。

リサイクルシステムの導入とは

リサイクル施設を導入することで、使用済みの製品や廃棄物を自社で再利用することができるようになります。

プラスチックや紙などのリサイクルを行う場合には、分別・洗浄・破砕・再生などの工程を備えた設備が必要となります。例えば、プラスチックの再生ペレット製造設備やリサイクルプラントなどがあります。リサイクル設備の導入により、企業は廃棄物の削減や環境への負荷の軽減、資源の有効活用などを促進することができます。

また、リサイクル設備の導入によって、企業の持続可能性への取り組みが強化され、CSR(企業の社会的責任)に対する評価も向上することが期待されています。

再生ペレット製造リサイクルシステム事例

リサイクル設備の一例として、再生ペレットの製造設備があります。

アイレックスでは、持続可能な社会実現のためにサーキュラーエコノミー事業を推進し、あらゆるものの無駄をなくして価値ある資源として有効活用する取り組みに力をいれています。近年では、使用済みフレコンバッグやペットボトルラベルの再生ペレット化などが高く評価されました。今後もこの技術を活かし、幅広くお客様のニーズに応えられる再生ペレットを提案していきます。また、新たな事業展開として廃プラスチックの再生ペレット化に興味をお持ちなら、補助金を活用して設備導入することをおすすめします。

資源リサイクル設備事業の紹介」では、再資源化に欠かせないペレット押出機をご紹介しております。

リサイクルシステム導入|今受けられる補助金を解説

経済産業省や環境省などから公表されている補助金・助成金制度を利用することで、リサイクル機械・設備導入や増設導入費用の一部を補填することができます。現在公募中の補助金制度をまとめていますので、貴社のビジネス拡大に活用されてはいかがでしょうか。

2022年度に公表された補助金制度の例

プラスチック資源・金属資源等の脱炭素型有効活用設備等導入促進事業
リサイクルの質の向上につながる資源循環高度化設備や、再生ペレット製造などの設備の導入を補助する制度。導入費用の1/2を上限に補助されます。

資源循環分野の脱炭素化促進事業
アジア諸国等海外において実施されるエネルギー起源CO2削減に資する廃棄物処理・リサイクル関係事業に対する実現可能性調査を行う事業者に対し、中小企業で2/3、それ以外の民間事業者で1/2が補助されます。
今後募集予定の補助金については【公益財団法人廃棄物・3R研究財団】から確認できます。

事業再構築補助金
ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことを目的に創設。新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、または事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業の挑戦を支援します。(現在第10回公募要項公開中)

アイレックスでは、お客様のニーズに合ったリサイクル設備の提案と、補助金制度などのご案内をしています。設備のご提案・製作・導入・アフターフォローまで一貫体制で行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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