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マテリアルリサイクルについて解説!

廃棄物の削減や資源の有効活用につながり、環境にも良い影響を与える「マテリアルリサイクル」。ここでは、マテリアルリサイクルの概要や種類、具体例について解説します。

マテリアルリサイクルとは

マテリアルリサイクルとは、廃棄物や使い捨ての製品から得られる素材や資源を回収し、それらを新たな製品の原料として再利用するプロセスです。一般的には、プラスチック、紙、金属、ガラスなどのリサイクルが行われます。

まず回収された廃棄物や使い捨て製品が分別され、適切なリサイクル施設に送られます。その後、素材別に洗浄や加工などの処理を経て再生され、新たな製品や材料として再利用されます。

マテリアルリサイクルの種類

マテリアルリサイクルには、「レベルマテリアルリサイクル」と「ダウンマテリアルリサイクル」の2種類があります。

・レベルマテリアルリサイクル

廃棄物や使用済みの製品を、同じ品質や用途の製品として再利用する方法です。具体的には、廃棄物や製品を回収し、加工や処理を行い、元の材料と同等の品質や性能を持つ新しい製品を作り出します。

例えば、プラスチックボトルのレベルマテリアルリサイクルでは、回収されたプラスチックボトルは洗浄後に分別され、加工されて再びプラスチックボトルとして利用されます。

ダウンマテリアルリサイクル

廃棄物や使用済みの製品を、異なる種類の製品として再利用する方法です。

例えば、衣類のダウンマテリアルリサイクルでは、使用済みの衣類が回収され、繊維に解体されます。その後、繊維は再利用されて断熱材や詰め物として使用されることがあります。

これらのリサイクル方法は、持続可能な資源管理と廃棄物の削減を目指す上で重要な役割を果たしています。

マテリアルリサイクルの具体例

いくつかの具体的なマテリアルリサイクルの例を紹介します。

1. ペットボトル
使用済みのペットボトルを再生して、新しいペットボトルや衣料品、卵のパック、食品用トレイ、ラミネート包材などを作ることができます。

2. プラスチック
プラスチック製品は回収され、分類と洗浄が行われた後、溶かされ、ペレット状に加工されます。このペレットは新しいプラスチック製品の原料として使用されます。

3. 紙
古紙や段ボールは回収され、インクや汚れを取り除くために洗浄されます。その後、パルプとなるように細かく裁断され、再度紙を作るための原料として使用されます。

4. 金属
金属製品(アルミニウム缶、鉄など)は回収され、分別されます。その後、溶解されて純粋な金属ブロックとなります。このブロックは新たな金属製品の生産に使用されます。

5.ガラス
ガラス容器や窓ガラスなどは回収され、色別や品質別に分類されます。その後、溶融されて液体のガラスになり、新しいガラス製品(瓶や窓など)の原料として再利用されます。

これらは一般的なマテリアルリサイクルの例ですが、実際には他にもさまざまな素材や製品がリサイクルされています。

アイレックスのマテリアルリサイクル

アイレックスでは、再生ペレット製造においてお困り事があれば現地に伺いご相談に乗ることも可能です。

再生原料製造システム(粉砕機・ルーダー機・その他周辺機器)やパーツ販売等についてのお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
※上記画像は、先日弊社社長がペレット加工がうまくいかないお客様に出向き、原因等を調べているところです。

アイレックスでは、高度な技術と豊富な経験を生かし、常にお客様のニーズに合わせた最適なリサイクル方法を提供しています。プラスチックリサイクルに関心のある方は、ぜひお問い合わせからご連絡お待ちしております。

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