お知らせ・コラム
PETボトルリサイクルプロセス
PETボトルをリサイクルするためには、ボトル本体・キャップ・ラベルと素材別に分離する必要があります。しかしながら、この分離と素材ごとの処理が最も手間のかかるプロセスなのです。アイレックス株式会社では、独自の設備によって、お客様からお持ちいただいたPETボトル混合品を素材別に分離し、リサイクルしやすいペレットに加工しています。
PETボトルリサイクルの設備
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PETボトルリサイクルプロセスを紹介しましょう。
1.お客様からのPETボトル混合品が設備に投入します。
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この時点ではPETボトル本体・キャップ・ラベルも分別されていません。このままの状態でも機械が自動で分離してくれるのです。
2.PETボトル混合品を細かく粉砕し、素材別で比重分離をします
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この時点ではまだPETボトル本体・キャップ・ラベルのフレークが混合している状態です。粉砕された混合品を比重によって分離を行い、それぞれ脱水・乾燥をしていきます。
3.PETとキャップから、ラベルを分離します
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素材別に脱水・乾燥まで進んだあと、PETとキャップからラベルを分離します。
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![](http://irex.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/petbottle-recycle-process06.png)
分離後のPETフレークとキャップ粉砕品です。
4.それぞれの素材がペレットに加工されます
![](http://irex.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/petbottle-recycle-process07.png)
最終的には3種類のリサイクルペレットになりました。リサイクルペレットは、さまざまなプラスチック製品の原料として使用されます。
リサイクルされたPETボトル混合品の活用方法
![](http://irex.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/petbottle-recycle-process08.png)
リサイクルされたPETボトル混合品はブルーシートや遊歩道のステップなど、幅広い製品に使われており、さまざまな製品に生まれ変わります。
アイレックス株式会社では、お得意先様からPETボトル混合品を受け入れているだけではなく、リサイクル設備の販売も行っております。ご興味をお持ちの際は、ぜひお気軽にご連絡ください。
「回収したプラスチックはどこへ行く?」では、回収したペットボトルや食品用容器の行方について紹介しております。