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SDGSをわかりやすく解説

持続可能な開発目標SDGsとは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っている。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサルな目標であり、日本も積極的に課題に取り組んでいます。

17のゴールとは、具体的には、貧困・飢餓、保健、教育、ジェンダー、水・衛生、エネルギー、経済成長と雇用、インフラ・産業化・イノベーション、不平等、持続可能な都市、持続可能な消費と生産、気候変動、海洋資源、陸上資源、平和、実施手段の項目となっており、これらの社会や経済、環境の側面から捉えているゴールを総合的に解決し、よりよい地球環境を作っていくことを目標としています。

前身であるMDGsは主に開発途上国を対象としていましたが、今回のSDGsは先進国も含め全ての国が取り組むべき課題となっており、各国政府のみならず地方自治体や企業、そして一人一人の行動が求められており、近年注目されています。

・自然環境を保護するための各目標

17のゴールの中でも注目すべき目標は、目標13で掲げられている「気候変動に具体的な対策を」という目標や14、15の目標「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」という自然環境に関する目標です。

まず、「気候変動に具体的な対策を」という目標については、私たち人間が引き起こしている様々な気候変動を解決するために掲げられました。現在起こっている気候変動は地球の将来を脅かしており、その中でも地球温暖化は深刻な問題となっています。温暖化は産業革命前の1880年と比較して2℃以下に抑えることを目標とすることを2015年にフランス・パリで開かれたCOP21にて「パリ協定」として採択されており、継続的な対策が求められています。

現状としては、2015年に決定された2℃目標に対して残り1.15℃ほどしか残されておらず、危機的な状況です。危険ラインと呼ばれる2℃とは人間が自然と共存できる限界レベルと言われており、危険ラインに接近すると大型台風の発生や高潮の発生、食糧不足による飢餓などの危険性が高まるため、温暖化を防ぐには二酸化炭素を発生させないエネルギーが必要であり、クリーンエネルギーの活用が急がれます。

また、14・15の目標である、「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」という目標については、汚染されて続けている海や森林伐採により減少し続ける森林を保護することを目的に掲げられました。私たちが普段使用しているプラスチックは約半数が海に行き着き、魚が餌と間違え食べてしまうことで魚の生態系を破壊しているため、プラスチックが海に流れつかないように、プラスチックを再利用する、またプラスチック以外のリユース可能な容器などを使用することが求められています。

また、人間が木材や食糧や燃料に使用するために毎年1300ヘクタールの森林を伐採しており、毎年東京都59個分の森林が焼失しているため、過剰な伐採を防止し、新たに植林等により森林減少を防ぐことが早急に必要だと考えられています。

・安全でクリーン、持続可能なエネルギー

7つ目の目標として掲げられている「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的 エネルギーへのアクセスを確保する」というテーマは、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を発生させ、有限な資源である石油や石炭、天然ガス等の化石燃料の使用を減少させる一方で、再生可能なエネルギーの使用を促進するために掲げられた目標です。

世界では28億人以上が安全でクリーンなエネルギーを使用できず、温暖化の原因となっています。

これらの問題を解決するために再生可能で資源の枯渇しない、太陽光発電、水力発電、風力発電、、地熱発電、海洋発電といった、持続可能なクリーンエネルギーの使用を拡大することが求められています。

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