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アルミ箔&蒸着ポリプロピレンシート 高価買取実施中

食品用アルミ箔&アルミ蒸着ポリプロピレンシート高価買取実施中です。

アイレックスでは、使用済みの食品用アルミ箔及びアルミ蒸着PPシートを独自の手法によりアルミとPPシートの剥離に成功しております。剥離したPPシートを粉砕、原料化を行うことにより再生資源として使用しております。

 

 

アルミ箔とは

アルミ箔とは純度の高いアルミニウムは軽量で強度があり、耐腐食性が高い素材です。アルミ箔容器は主に純アルミニウムから作られており、遮光性があり光を通さないため、食品の劣化を防ぐ特性があります。また、酸素や水蒸気、その他のガスを通さないため食品の鮮度を保つバリア性に優れており、高温にも耐える耐熱性、軽量性、柔軟でさまざまな形状に成形できる成形性があります。使用例としては、残り物の保存や冷凍食品の包装への使用やオーブンやグリルでの調理、ピクニックやバーベキューなど食品を持ち運ぶときに利用されています。

 

 

これまでの処理方法

なべ焼きうどんのような厚いアルミ箔(20μm*以上)の場合は、アルミ缶と同じように再生アルミ地金に戻すというアルミ素材のみを取り出すマテリアルリサイクルができました。

しかし、それ以上薄い樹脂付きアルミ箔は、高温にすると酸化アルミになってしまい金属アルミを取り出しにくいという性質があります。そういった物は、これまでサーマルリサイクル(エネルギー回収)やケミカルリサイクルなどの産廃処理として排出事業者が費用を払っておりました。

 

 

アイレックスでのリサイクル方法 

弊社では樹脂付きアルミ箔専用の機械を導入し、今まで困難だった樹脂とアルミの剥離に成功しております。剥離した樹脂を粉砕、原料化を行うことにより再生資源として使用しております。

 

 

アイレックスで実際に買取したアルミ箔

 

  • コーヒーフレッシュのふた
  • ヨーグルトのふた
  • 食品用容器のポーション
  • 健康食品のポーション

食品用アルミ箔&アルミ蒸着ポリプロピレンシートについては、現在高価買取実施中です。

 

 

蒸着ポリプロピレンシートとは

蒸着ポリプロピレンシートは、ポリプロピレン(PP)樹脂を主原料として作られたシートに、金属などを薄膜状に蒸着(じょうちゃく)させたシートのことです。蒸着とは、真空状態で金属を加熱し、気化させた金属分子をシートなどの基材に付着させて薄い膜を形成する加工方法です。

 蒸着ポリプロピレンシートには、以下のような特徴があります。

 

・金属光沢

アルミニウムなどを蒸着することで、光沢のある金属調の外観を持ちます。見た目が美しく、装飾性に優れます。

・軽量

ポリプロピレン自体が軽量であるため、金属を蒸着しても軽い素材となります。

・耐久性・耐水性

ポリプロピレンは耐薬品性や耐水性に優れており、蒸着膜によってさらに表面の保護性が向上する場合があります。

・リサイクル性

ポリプロピレンはリサイクルがしやすいプラスチックであり、環境面でも一定のメリットがあります。 

・コスト効率

金属を薄膜にするため、見た目は金属に似ていますが、コストが抑えられます。

 

蒸着ポリプロピレンシートは、レトルトパウチ包装食品やスナック食品の包装材料として需要が伸びています。アルミ箔と比較してコスト面で優位性があり、透明蒸着フィルムよりも安価です。食品包装業界で重要な役割を果たしており、特に日本の企業はレトルト包装用の柔軟性のある包装材料として、海外市場で展開しています。

 蒸着ポリプロピレンシートは、その美しい外観、機能性、そしてコストパフォーマンスから、日常生活から産業分野まで幅広いシーンで利用されています。

 

 

蒸着ポリプロピレンシートの処理方法

蒸着ポリプロピレンシートの主な処理方法はリサイクルや廃棄です。

リサイクルでは、蒸着層が非常に薄いため、細かく粉砕してPP材料として再利用することが可能です。リサイクル工場では、シートを破砕し、樹脂としてペレット化して再利用します。
 蒸着金属部分を化学的に取り除き、ポリプロピレン単体として再生する方法もあります。

 

また、焼却処理(熱回収)という方法もあります。蒸着用シートは燃焼時に有害物質をほとんど発生させないため、焼いてエネルギー回収(熱回収)を行うことが可能です。ただし、蒸着金属(アルミなど)が残る場合は、焼却灰に金属が含まれることがあるため、適切な処理が必要です。
さらに、リサイクルや焼却が難しい場合には、埋め立て処理が行われることがあります。

 

処理時の注意点としては、蒸着層(金属蒸着)がある場合、一般的なプラスチックリサイクルでは対応できない場合があるため、事前の分別が重要であることです。 

処理方法は各自治体や施設によって異なるため、地域ごとのガイドラインに従うことが必要です。

 

 

蒸着ポリプロピレンシートのリサイクル方法

蒸着ポリプロピレンシートは、主にポリプロピレン(PP)樹脂を基材とし、その表面に薄い金属層(例:アルミニウム)が蒸着された複合材料です。そのため、通常のポリプロピレン単体のリサイクルよりも分別や処理が複雑になる場合があります。

 蒸着ポリプロピレンシートの具体的なリサイクル方法には、以下のような手順があります。

 

1.剥離処理

アルミニウムとポリプロピレン(PP)シートを剥離します。

2.粉砕・原料化

剥離したPPシートを粉砕し、再生資源として使用できるよう原料化します。 

3.再溶融

粉砕されたPP材料を再溶融し、新たな製品の原料として利用します。

4.新製品製造

再生PPを用いて、園芸用品や雑貨など様々な用途の新製品を製造します。

この方法により、従来は産業廃棄物として処理されていた蒸着ポリプロピレンシートを有効活用することが可能になります。リサイクルを通じて、新たな原料の使用を減らし、エネルギーの節約にもつながります。

 

 

蒸着ポリプロピレンシートの買取例 

蒸着ポリプロピレンシートの買取例には以下のようなものがあります。

  • プリンの蓋
  • ゼリーの蓋
  • アイスクリームの蓋
  • 医薬品のパッケージ

これらの蒸着ポリプロピレンシートは、従来は産業廃棄物として処理されていましたが、現在では高価買取が実施されています。
アイレックスでは、独自の手法によりアルミニウムとポリプロピレンシートを剥離し、再生資源として活用しています。

買取のポイントは、大量のシートをまとめることと、状態を確認することです。蒸着ポリプロピレンシートは、少量では買取が難しいことが多いため、一定の数量を確保することが重要です。また、異物や汚れが少ない状態の方が高値で取引されやすいです。
買取価格は、回収された貴金属の量や市場相場によって変動します。例えば、金が含まれている蒸着材の場合、精製上がり価格に基づいて査定評価が行われます。 

 

これまで、アルミ箔や蒸着ポリプロピレンシートを産業廃棄物として処分されているお客様、または処理に困っているお客様に納得していただけるご提案を心がけております。

お気軽に弊社までお問い合わせください。

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