お知らせ・コラム

コラム

フレコンバッグのリサイクル活用術:廃棄コストを減らす具体策とは

フレコンバッグの用途と廃棄量の現状

フレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)は、土砂、樹脂ペレット、農産物、産業廃棄物などの一時的な保管・運搬に使われる大型袋で、軽量かつ耐久性に優れていることから、多くの業界で使い捨て資材として利用されています。

しかしその反面、使用後はほとんどが廃棄され、廃棄量は年々増加。特に使い捨て前提の運用では産業廃棄物として処分され、企業にとっては処理コストの増大につながっています。

こうした背景から、廃棄せずリサイクルする動きが注目されています。フレコンバッグは適切に管理することで、再利用や再資源化が可能であり、資源の有効活用とコスト削減の両立が期待されています。

 

リサイクル方法:買取・再利用・素材変換

使用済みのフレコンバッグは、以下の3つの方法でリサイクルが可能です。

リサイクル方法 概要 特長
再利用(リユース) 清掃・点検後に同じ用途で再使用 コストを抑えながら循環型活用
買取・再販売 専門業者が状態の良いものを買取 海外市場での流通も可能
素材リサイクル PP素材を粉砕し再生ペレットへ 他製品の原料として再活用可能

再利用は特にコスト効率が良く、素材に使われているポリプロピレン(PP)は再資源化がしやすいため、多少の汚れや破損があっても原料として活用できる場合が多くあります。

 

コスト削減に繋げる管理のポイント

フレコンバッグの廃棄コストを減らすには、使用後も「資源」として扱えるように管理することが重要です。以下のようなポイントを意識するだけで、リサイクル可能性が大きく変わります。

  • 破損・汚れを防ぐ保管
  • 雨ざらしや直射日光を避ける
  • 型番やサイズを分別・分類
  • 一定量をまとめて排出

このように、「捨てるコスト」から「売れる資源」への転換を図ることが可能です。

 

リサイクル業者選びの基準

リサイクルを成功させるためには、信頼できるパートナー選びが鍵です。以下の点をチェックしておきましょう。

  • フレコンバッグ取り扱いの実績

  • 状態別に再利用・素材リサイクルの対応が可能か

  • 明確な買取条件と価格提示

  • マニフェスト発行・法令対応

  • 廃プラスチック処理の可否

弊社では、洗浄・検品から証明書発行まで一貫して対応可能です。

 

成功事例:建材メーカーでのコスト削減

ある建材メーカーでは、年間数千枚のフレコンバッグを使用し、以前はその多くを焼却処理していました。処理費用は約200万円にのぼっていましたが、弊社アイレックスとの連携で以下のような成果を得ました。

  • 破損の少ないものは再利用

  • 再利用不可のものは素材リサイクル

  • 年間約120万円の処理費削減

  • SDGs推進活動として社内外から評価

このように、適切なリサイクル体制の構築によって、コスト削減と企業価値の向上の両立が可能になります。

 

フレコンの処理でお困りの方へ

フレコンバッグのリサイクル・処理でお困りの方は、弊社ホームページの弊社ホームページのお問い合わせフォームより、下記の情報を入力のうえご連絡ください。

  1. フレコンの中にどのような物を入れていましたか?

  2. フレコンの中に残留物はありますか?

  3. フレコンの外側と内側の写真を何枚か送っていただけますか?

  4. フレコンは月間で何枚、または何kgくらいになりますか?

一覧へ戻る >