お知らせ・コラム

コラム

どうする?フレコンバッグの処分 vol.2 – 買取がエコにつながる

使用済みフレコンバッグの処分にお困りなら、買取を検討してはいかがでしょうか。処分せずに買取を依頼することで、リサイクルによって新たな資源として有効活用することができます。

※本記事でご案内しているフレコンバッグの買取対象は、ポリプロピレン(PP)素材のものに限られます。PEやナイロンなどその他の素材は買取対象外ですので、あらかじめご了承ください

近年では、企業の環境対応やCSR(企業の社会的責任)の一環として、廃棄物の削減や再資源化に積極的に取り組む動きが高まっています。

特に、産業廃棄物の中でも比較的かさばりやすいフレコンバッグについては、廃棄コストの増大や保管場所の確保といった課題も多く、環境面・経済面の双方から見直される機会が増えているのです。

買取後のフレコンバッグがどのようなリサイクル工程を経て、どのように生まれ変わるのかご紹介します。

現在、フレコンバッグの処分方法については、産業廃棄物としての焼却処分から、有価物としての再資源化へと意識が変化しています。特に、ポリプロピレン製のフレコンバッグは再生プラスチック原料として有望であり、SDGsや循環型社会への取り組みの一環としても注目されています。

また、環境省が推進する「プラスチック資源循環促進法」により、事業者のリサイクル責任も明確化されつつあり、単に「捨てる」から「活かす」への意識転換が不可欠となっています。

こうした社会背景により、フレコンバッグを再生資源として取り扱う体制が、ますます重要になってきています。

こうした背景から、「廃棄ではなく、資源として活用する」という考え方が、多くの製造業・建設業の現場で広がりを見せています。

どうする?フレコンバックの処分vol.1 – 買取と査定」では、フレコンバッグの処分と買取どちらがおすすめかについて詳しくご紹介しております。

 

買取後のフレコンバッグは

使用済みフレコンバッグは買取後、リサイクルによって有効活用されます。買い取ることにより、廃棄費用がプラスに転じるだけでなく、環境保護活動につなげることができます。

加えて、適正な分別・保管体制を整えることで、より高い品質の再生原料として評価されやすくなります。例えば以下のような取り組みが、買取価格やリサイクル効率の向上につながります。

  • 異物(紙ラベル、金属製留め具等)を事前に除去しておく
  • 屋内保管で雨濡れや汚れを防ぐ
  • 素材別(PE、PPなど)で分別して排出する

さらに、リサイクル工程での品質を維持するためには、素材ごとに異なる特性への理解も必要です。

たとえば、ポリプロピレン(PP)素材のフレコンバッグは再利用価値が高く、買取対象としても優先的に扱われます

逆に、PEやナイロンとの混合素材はリサイクル効率が低下する場合もあるため、排出時点での適切な素材確認が重要です。

このような工夫を取り入れることで、廃棄物から「売れる資源」への転換がよりスムーズになります。

 

フレコンバッグの買取方法について

使用済みのフレコンバッグを有効活用するためには、スムーズな買取手続きが重要です。アイレックスでは、素材の明確なポリプロピレン製フレコンバッグを対象に、買取対応を行っております。買取までの流れは以下の通りです。

  1. 事前ヒアリングと内容確認
    フレコンバッグの使用状況(材質、サイズ、汚れの程度など)を確認させていただきます。
    可能であれば、写真や数量などの情報もご提供ください。

  2. 条件に応じた見積・査定
    素材や量、保管状況などを総合的に評価し、査定額をご提示いたします。
    大量・定期排出が見込まれる場合、継続的な回収スキームの構築も可能です。

  3. 回収・運搬のご相談
    回収方法(引取・持ち込み・委託輸送等)については、地域や数量に応じて柔軟に対応いたします。

  4. 資源化処理・リサイクルへ
    受け入れたフレコンバッグは、再資源化の工程へと進み、ペレットなどの原料に生まれ変わります。

 

また、フレコンバッグの買取を希望されるお客様には、「異物混入の除去」「素材の分別」「清潔な保管」を事前にご協力いただくことで、よりスムーズな買取査定が可能となります。

なお、アイレックスでは、PP素材のフレコンバッグのみを対象に買取を実施しており、その他の素材(PE、ナイロン等)のバッグは買取対象外となっております

この点をご理解のうえ、お問い合わせいただけますと、スムーズな査定・対応が可能です。

フレコンバッグ買取で資源を有効活用

フレコンバックをリサイクルして生産したペレットは、雨水貯水槽やOAフロアなどさまざまなものの原料として有効活用されます。

再生ペレットの用途は多岐にわたり、たとえば以下のような最終製品に使われています。

用途カテゴリ

具体的な製品例

建設資材

OAフロア部材、排水用パイプ、養生シートなど

物流資材

樹脂パレット、再生コンテナ、スペーサー

環境関連

雨水貯水槽、植栽ポット、仮設防護フェンスなど

特に、建設・土木関連業界では、強度・耐久性に優れた再生PP材が求められており、需要は年々高まりを見せています。

また、物流分野においても、再生資源を使ったパレットやコンテナの活用は、企業のCO₂削減目標達成に寄与する手段として注目されています。

リサイクルの過程で生まれた製品が、再び産業現場で使用される循環は、「マテリアルリサイクル」の成功例といえます。

このように、アイレックスでは処分に困るフレコンバッグを、環境価値の高い原料へと再生し、お客様の「捨てずに活かす」選択肢をサポートしています。

買取やリサイクルに関するご相談は、1点からでも承っております。また、大量排出や定期的な回収ニーズがある場合は、専用スキームの構築や回収スケジュールのご提案も可能です。

まずはお気軽に、現状の課題やご要望をお聞かせください。

アイレックスの買取は、環境に配慮しコストダウンになりますので、フレコンバッグの処分にお悩みのお客様は、ぜひご連絡ください。

一覧へ戻る >