お知らせ・コラム
廃プラスチック買取について
廃プラスチックを産業廃棄物として処分するには、費用がかかります。
アイレックスでは、廃プラスチックを有価で買取しています。処分コストの削減のために買取を検討してみてはいかがでしょうか。
廃プラスチックの有価買取とは
廃プラスチックは地球環境にとって深刻な問題となっています。アイレックスでは、廃棄物を別用途に活用することを前提とした回収とリサイクルシステムの構築を通じてその問題を解決すべく、あらゆる資源の再利用を推進しています。
アイレックスの廃プラスチック有価買取では、買い取った廃プラスチックをリサイクルにより資源として再原料化します。廃プラスチックは、適切に分別・分類することで、再利用可能な素材として再生させることができるのです。
このように、廃プラスチックはごみとして処分せずに有価買取することで、資源の無駄づかいをなくす利点があります。さらに、新たな価値を生み出す可能性を秘めた貴重な資源ともいえるのです。
有価買取できる廃プラスチックとは
有価買取可能な廃プラスチックの種類
有価買取できる廃プラスチックには、具体的には以下のようなものがあります。
1.PP(ポリプロピレン)
- 主に食品容器や包装材に使われる。
- 軽量で耐薬品性が高く、再利用しやすい。
2.PE(ポリエチレン)
- 袋やラップ材、ボトルキャップなどに使用。
- 高密度ポリエチレン(HDPE)と低密度ポリエチレン(LDPE)に分かれる。
- 軽くて柔軟性があり、加工しやすい。
3.PET(ポリエチレンテレフタレート)
- 主にペットボトルや食品容器に使用。
- リサイクルが進んでおり、繊維や新たなボトルの材料として利用されることが多い。
4.PS(ポリスチレン)
- 食品トレイやカップ、保温容器に使われる。
- 軽量で断熱性が高いが、リサイクルは比較的難しい。
5.PVC(ポリ塩化ビニル)
- パイプやサッシ、ビニールシートなどに使用。
- 耐久性が高いが、処分やリサイクルには特殊な設備が必要。
有価買取ができない場合とは
廃プラスチックが有価買取の対象にならない場合には、以下のような理由が考えられます。
汚染や異物の混入
プラスチックに食品残渣、油分、土、金属片などが付着していると、リサイクル工程に悪影響を及ぼすため買取が難しくなります。これらを取り除くための追加の洗浄や分別が必要となり、コストが増加することが買取を避ける理由になることもあります。
材質が複合している
異なる種類のプラスチックや他の材料(紙、金属、布など)が組み合わされたものは分離が難しくリサイクル効率が低いため、買取対象外となりやすいです。多層フィルムや金属部品が付いたプラスチック製品が例として挙げられます。
劣化や変質が進んでいる
長期間の使用や放置によって紫外線や熱、酸素などの影響でプラスチックが劣化・変色するとリサイクル後の品質が低下するため、買取が難しくなります。特に脆くなったり、外観が悪くなっている場合は買取を避けられることがあります。
少量の廃プラスチック
少量の場合、収集や輸送、処理にかかるコストが高くなるため買取対象外となることがあります。特に個人や小規模な事業者が少量の廃プラスチックを出す場合は注意が必要です。
規制対象のプラスチック
特定の有害物質を含むプラスチック(例:フタル酸エステル類やハロゲン化プラスチック)は、健康や環境への影響が懸念され、処理が難しいため買取を避けられることがあります。こうしたプラスチックは処分に際して特別な処理が必要となります。
近年の廃プラスチックの有価買取の状況
国内リサイクルの強化
2018年に中国が廃プラスチックの輸入を禁止したことで、国内や他のアジア諸国での処理・リサイクルの必要性が高まりました。この規制により、日本を含む多くの国で廃プラスチックの国内処理体制が強化され、有価買取の需要が上昇しています。
国内でのプラスチックリサイクルが進む中、廃プラスチックを資源として活用する取り組みが広がっています。リサイクルインフラが整備され、再生プラスチックの需要が増えたことで、品質の高い廃プラスチックは有価買取されやすくなっています。
リサイクル需要の変動
近年、サステナビリティへの関心が高まる中で、廃プラスチックのリサイクル需要は増加傾向にあります。特に、食品包装や物流での使用が多いポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ペットボトル用のポリエチレンテレフタレート(PET)などの買取需要が増えています
また、汚染や異物混入が少ない高品質な廃プラスチックに対する需要が増えています。特に、食品用トレーやペットボトルなどの「クリーン」な廃プラスチックは、再生しやすく高値で取引される傾向にあり、品質管理の重要性が高まっています。
プラスチック資源循環促進法などの施行により、企業や自治体におけるリサイクル義務が強化されています。これにより、企業が廃プラスチックのリサイクルを積極的に行うようになり、有価買取市場が活性化しています。
廃プラスチックについてのよくあるお悩み
廃プラスチックを処分するべきか、有価買取にすべきか、お悩みの方も多いかもしれません。以下によくあるお悩みをまとめましたので参考にしてください。
お悩み①『処分せずに有効活用したいけどどうすればいいの?』
廃プラスチックは再利用やリサイクルによって資源として活用することができます。アイレックスでは廃プラスチックの有価買取、再生原料としての再利用可を行っています。お持ちの廃プラスチックを有効活用できるか確認させていただきますので、お問い合わせよりご連絡ください。
お悩み②『処分費用を削減したいのですが……』
処分費用は企業や組織にとって重要な課題です。例えば、廃プラスチックを有価買取してもらうことで、処分費用を削減することができます。廃プラスチックは重量や状態によって買取金額に変動がある場合があります。一度お見積りをさせていただきますので、お問い合わせください。
お悩み③『自社で循環型モデルを作りたい』
廃プラスチックのリサイクルや再生利用を通じて、資源の有効活用や環境への貢献ができます。アイレックスは、自社工場での長い製造経験があり、自社でリサイクルできる仕組みを作ることが可能です。御社の敷地や設備に合わせたオーダーメイドの仕組みを提案できますので、ぜひ一度ご相談ください。
お悩み④『買取条件のよい場所を探している』
廃プラスチックの買取条件は業者によって異なることがありますので、複数の業者と比較することが大切です。買取価格や引き取り条件の確認のほか、廃プラスチックは種類や量によっても条件が変わることがありますので、直接お問い合わせすることをおすすめします。アイレックスでは、廃プラスチックの高価買取を実施中です。
廃プラスチック買取のよくある質問
廃プラスチック買取についてよくある質問をまとめました。廃プラスチックを処分するか有価買取するかを迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
『保管している量が買取できる条件かわからない。どのくらいの量から買い取れますか?』
輸送コストの問題で、買取には最低重量を設けています。ただし種類や荷姿によって基準が異なる場合があります。
アイレックスでは、大まかな情報をお問い合わせページからお送りいただければ、アイレックスの基準に則り査定させていただきます。不要な廃プラスチックのリサイクルを考えたら、ぜひアイレックスの査定サービスを活用してください。
『有価買取できない廃プラスチックにはどんなものがありますか?』
再利用の難しさやコストの問題で有価買取ができない例は次のとおりです。
- 異物が多く混入しているもの
- 重量が軽いもの(輸送コストが高くなるため)
- 分別されていないもの(分別に人件費がかかるため)
- スポットでのお取引、少量のお取引についてはお断りする場合があります
『買取基準を教えてください』
アイレックスが廃プラスチックを買取する際、重視するのは「再利用できる品質」です。そのため、独自のチェックシートを用意し、熟練したスタッフが的確な査定のもと適正価格で買取を行っています。
- 【おもなチェック項目】
- 樹脂の種類や状態
- 重さと数量
- 汚れや臭いが残っているか
- 保管している場所
- 保管している量や発生周期
- 荷姿
『高価買取してもらえる条件はありますか?』
買取価格は使用後の状態によって異なり、汚れや傷が少なく、使用感の少ないものほど高価買取になります。買取価格を最大限に引き上げるには、廃プラスチックの劣化を防ぎ良い状態に保つことが大切です。
アイレックスの廃プラスチックの有価買取の流れ
廃プラスチックの有価買取をご検討されている方にむけた買取の流れは次のとおりです。
1. 有価買取のご利用を検討されている方は、
お電話(03-6260-9300)かお問い合わせフォームからご連絡ください。
2. 担当者が連絡・必要に応じて訪問させていただき、
廃プラスチックの現物を確認し、買取査定をいたします。
3. お見積書の内容に応じていただける場合は、5営業日前までに出荷日をお知らせください。
4. 廃プラスチックの受入れ後、入荷月の月末までに詳細を記載した発注書を送付いたします。
5. 入荷月の翌月中旬までに請求書を発行していただければ、
お支払いの手続きを進めさせていただきます。
廃プラスチック買取についてご不明点なども含め、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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