お知らせ・コラム
なぜ「自社工場を持つ設備販売会社」から買うべきなのか?

設備導入を検討する際、つい見落とされがちな「販売元の体制」。
本コラムでは、単なる設備代理店と、実際に自社工場で同じ設備を使っている設備販売会社との違いを明らかにし、どちらと取引するべきかを現場目線でご紹介します。
■ 設備代理店と工場保有型販売会社の決定的な違い
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項目 |
設備代理店 |
自社工場保有の設備販売会社 |
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提案の深さ |
カタログベースの製品知識 |
自社使用経験に基づく現場視点の提案 |
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信頼性 |
売って終わりの関係も |
導入後も一緒に改善する“伴走型支援” |
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トラブル対応 |
メーカー確認後の対応 |
自社判断ですぐに対応可 |
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アフターサポート |
メーカー依存 |
自社技術者が対応/保守部品在庫あり |
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テスト・立会い |
メーカー設備に依存 |
自社工場で実機確認・試験可能 |
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設備理解度 |
製品説明レベル |
故障や改善の“勘所”を把握 |
■ なぜ自社工場保有が強いのか?
- 自分たちも失敗しているからこそ、無理な使い方には正直に「NG」と言える
- 現場で実際に動かしているからこそ、改善ポイントも見えている
- 刃の減り方・粉塵量・詰まり箇所なども、理屈ではなく経験で語れる
- 部品の手配・交換方法も実作業レベルで熟知している
こうした「カタログに載らないノウハウ」こそが、導入成功の鍵になるのです。
■ 自社運用している設備だからこそ、生きた提案ができる
たとえば当社が販売している設備(例:GN-V1000、GXC1000、V1500)は、
全て自社工場にて実稼働・検証済。
- ロール材が詰まりやすい素材には押し込み速度を調整
- 粉塵が多い素材には吸引ダクトを設計段階から提案
- 薄物の跳ね返りにはローター形状を変更
このように、「売る前に、自分たちで使いこなしているかどうか」が、最も重要なのです。
■ 設備は“買ったあと”が本番
本当に安心して導入できるパートナーとは、
“その設備を自分たちでも使っている会社”です。
導入後に起こるであろう小さな困りごと——
詰まり、音、刃の減り方、想定外の摩耗……
それらに“経験で答えられる”のが、
自社運用している販売会社の最大の強みです。
■ 最後に:設備選定は「人」で決まる
価格・納期・性能も大事ですが、
最も差がつくのは「導入後の伴走力」。
単なる代理店ではなく、
「自社工場で同じ設備を実際に使いこなしている会社」こそ、信頼できる設備パートナーです。
設備のご相談・テスト・仕様選定については、
アイレックス株式会社 製品販売部までお気軽にご連絡ください。
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