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コラム

清秋の候

夏の厳しい暑さから一転、朝晩は肌寒い日もありますが、いかがお過ごしでしょうか?寒暖の差が激しい日が続いていますので、皆さま体調にはくれぐれもお気をつけください。

また、新型コロナウイルスもまだ収束の兆しが見えていません。緊急事態宣言下にお住いの方は窮屈な生活を送っていらっしゃるかと存じますが、引き続き感染予防に努めていきましょう。

「秋分」についての豆知識

9月23日は秋分の日。3月にある春分の日も同様ですが、秋分の日は昼と夜の長さが同じです。毎年2月に国立天文台が翌年の春分・秋分の日を天文計算に基づいて決めており、日にちはその年によって変わります。

春分・秋分の日を中日をして前後3日間はお彼岸です。日本では昔から、お彼岸になるとぼた餅やおはぎを作りお墓にお供えをする風習があります。お彼岸にお墓参りをするのは、お彼岸の時期はあの世とこの世が近づくと考えられているからなのです。仏教の考えでは、あの世は「西の彼方」にあります。真東から太陽が昇り真西に沈む春分・秋分は、極楽浄土につながりやすいと考えられたのでしょう。

コロナ禍でなかなかお墓に行くことができず、ご先祖様を偲ぶ機会がないという方も多いでしょう。しかしながら、秋分の日はご先祖様を思いやる機会にしてはいかがでしょうか?じつは、「国民の祝日に関する法律」において、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを目的に設定されているのです。(※)

秋分の日を過ぎると本格的に秋が深まります。夜の時間が長くなるので、寝不足にならないように注意しながら読書や音楽を楽しむのもよいですね。

※出典:内閣府「国民の祝日について」https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

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