肥料袋などの農業用使用済みプラスチックは、その後どのように処理されるのでしょうか。再利用やリサイクルの方法、そしてアイレックスにおける「再生ペレット化」について解説します。

農業用使用済みプラスチックとは

農業用使用済みプラスチックは、農業生産活動によって排出されるプラスチックフィルムの総称で、ビニールハウスで使用されるビニール、土の表面を被覆し野菜のマルチ栽培に使われるポリエチレンフィルム、肥料袋、育苗箱などがあります。

農業用使用済みプラスチックはごみ？リサイクルできる？

農業用使用済みプラスチックは通常、産業廃棄物に分類されており、農業者自らの責任で、適正に処理することが義務づけられています。環境問題への関心が高まる中で、資源の有効利用の観点から再生処理を基本とした適正処理に取り組むことが重要です。 

農業用使用済みプラスチックはごみとして処分せず、資源として再利用することが可能です。リサイクルの方法には、再生原料として使われるマテリアルリサイクルや燃料としてのサーマルリサイクルがあります。

リサイクル施設や廃棄物処理施設によって受け入れの基準は異なりますので、地域のリサイクルガイドラインを確認することが重要です。

アイレックスのプラスチックリサイクル

アイレックスでは、環境に良いマテリアルリサイクルの一つである「農業用使用済みプラスチックの再生ペレット化」を行っています。「再生ペレット」とは、小さな固体の粒子で、原料を圧縮や成形して作られます。プラスチックのほかにも、燃料、飼料、化学製品などさまざまな用途に利用されます。

「農業用使用済みプラスチック肥料袋の再生ペレット化」では、廃棄物として処分する代わりに、再利用価値のある材料として再生することが可能です。ペレット化はサーマルリサイクルによる燃焼処理とは異なり、マテリアルリサイクルによる再資源化の一つであるため、環境にやさしいリサイクル方法とされています。

アイレックスでは、より環境に配慮し次世代へとつながるリサイクル方法をご提案させていただきます。お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。