世界的規模で深刻な環境汚染を引き起こすプラスチックごみは、生態系などへの影響が懸念されています。

資源の循環化が課題となっている今、プラスチック資源の回収・リサイクルの拡大を推進する必要があるのです。

資源の有効活用を目指していく状況下で、『常に「不可能」を「可能」に』をコンセプトに掲げる会社がアイレックスです。

アイレックスが目指すリサイクルシステムとはどのようなものか、基本的なリサイクルシステムやリサイクル設備、新たなリサイクルシステムについて紹介します。

リサイクルシステムとは

リサイクルシステムとは、使用しなくなったものやごみを捨てずに、リサイクルにより資源を再利用し、循環型社会を構築するための手法です。

環境省では、リサイクル対策として、金属やプラスチックなどの容器包装リサイクルの個別リサイクル、プラスチックの設計から処理までの資源循環・リサイクルを積極的に推進しています。

特にプラスチックごみは深刻な環境汚染を引き起こす廃棄物として問題視されており、プラスチック資源の回収、再利用するリサイクルシステムの確立が早急な課題となっています。

アイレックスのリサイクル設備紹介

アイレックスでは、廃棄物として処理していたあらゆる資源を回収・再利用し、リサイクルシステムの構築を目指しています。

ここでは、一例としてアイレックスのペットボトルリサイクル設備を紹介します。

ペットボトル混合品リサイクルシステム 

特徴

ボディ、キャップ、ラベルなどの混在した状態のペットボトルをPETフレーク、エコキャップペレット、ラベルペレットに分けて再利用しています。

主な設備と役割

• 粉砕機

水洗浄しながら細かく粉砕する

• 比重分離槽

ペットボトル本体やエコキャップ、ラベルを個別に分離する

• 高速脱水機

ペットボトルとラベル、エコキャップとラベルの混合品を脱水する

• 熱風乾燥装置

ペットボトルとラベル、エコキャップとラベルの混合品を脱水後、さらに加熱、脱水、乾燥する  

• エア分離装置

空気でペットボトルまたはエコキャップとラベルを分離する

不可能を可能にするリサイクルシステム

不可能を可能にするアイレックスのリサイクルシステムは、従来廃棄されていたプラスチックをペレット化し、再利用しています。

また、廃プラスチックが大量に発生する企業から積極的に買取り、加工、リサイクルまで一貫して行うなど、自社で積極的に再資源化しているのです。

さらにアイレックスは、独自のリサイクルシステムを開発、導入したことで、リサイクル化に大きく貢献しています。